なんで日本人って英語が話せる人が少ないんだろう?英会話を始めてみたいけど、勉強してもほんとに話せるようになるのかな。。
英会話を勉強してるのになかなか話せるようにならない、、自分は特別海外経験もない日本人だから、諦めた方がいいのかな、、
”英会話は苦手だ(もしくは全くできない)”って思っている日本人、多いですよね。
僕も社会人になるまで英語が全く話せなかったですし、周りでも留学経験無しで英語が話せる人なんていなかったので、日本人には英語は無理なんだなって決めつけてました。笑
ただ、社会人になってから学び直してみると”ただの思い込み”だったということに気づけたので、今回はそのあたりの情報をシェアできればと思っています。
この記事を読んでわかること
- 日本人が英語を話せないたった一つの理由
- 日本人が「自分は英語が話せない」と思ってしまう4つの理由
- 留学経験のない日本人は英語を話せるようにはなれないのか
- 留学無しで日本人が英語を話せるようになる3つのステップ
日本人で英会話に苦手意識がある人は多いですが、それは完全に学生時代の勉強のせいです。
英語が話せない理由と思い込みの原因を明らかにすると、意外と大して苦手意識を持つ必要はないかもと思えるはずです。
この記事では、原因を探った後は「じゃあ具体的にどうすれば英語を話せるようになるか」ってところまで踏み込みたいと思います。
・英会話を始めたいけど一歩が踏み出せない
・このまま英会話を続けていても上達するか不安
こんな方はぜひ最後までチェックしてみてください。
✓ この記事を書いている人
Twitter:@takuto95n
目次
日本人が英語を話せないたった一つの理由
結論からいうと、日本人が英語を話せない理由は”英語を話していないから”です。シンプルです。
今「英語が話せなくて悩んでいる・・」という人は、これまでにどのくらい英語を話してきたでしょうか。
恐らく「人生で1000時間以上英語を話してきました!」っていえる日本人はごくわずかでしょう。
1000時間の法則(1000時間やれば一定の能力が備わる)とたまに言われますが、つまりはたくさんの時間を費やさないと何かができるようにはならないってことですね。
こどもの頃に長い時間をかけて日本語が話せるようになった経験からも、今の日本人の英語を話す量では英語が話せなくて当然と言えそうです。
日本人はどのくらい英語が話せないのか?
少し前のデータになりますが、2016年頃にこちらの2つの会社が英会話に関するアンケート調査をおこなったようです。
そしてこのアンケートのそれぞれの結果が次の通りです。
- 講談社:「(英語を)聞くことも話すことも問題なくできる」:2.5%
- 楽天インサイト株式会社:「英語が得意(得意/とても得意)」:8.7%
この結果から分かるように、9割以上の日本人が「自分は英語が話せない」、もしくは「英語が苦手」だと思いこんでしまっている傾向にあるみたいです。
日本人が「自分は英語が話せない」と思ってしまう4つの理由
英語が話せないのは「英語を話していないから」です。
裏を返せば、英語をたくさん話す経験さえ積めば、ある程度英語が話せるようにはなります。
それなのに、なぜ日本人は「僕は(私は)英語を話せるようにはなれないだろうな」と考えてしまうのでしょうか。
今後のアクションに活かすためにも、まずはその理由を深堀りしてみましょう。
補足
こう考えれば苦手意識がなくなるかも!というポイントもあわせてお伝えします。
義務教育の時に「読む」「聞く」しか勉強してこなかったから
「読む」「聞く」しか学生時代に勉強してこなかったからというのがやっぱり大きいですよね。
でもこれは裏を返せば、「話す」をやってきてないからまだまだチャンスありですよね?
コメント
一生懸命勉強してきたけど話せないならピンチですが、ほとんどの日本人は英語を話してきた経験すらないはずです。
この理由だけで英語は話せないものと決めつけてしまうのは、少しもったいない気がしますね。
学生時代からリスニングが苦手だから
「リスニングの苦手意識が強いから英会話はムリだな」と思いこんでいる方もいるでしょう。
リスニングは発音や音声変化など学校では教えてくれなかった基本の法則を勉強することで、はるかに音が聞こえやすくなります。
この法則を知ったあとにリスニング量を増やしたことで、僕自身もTOEICのリスニングパートでの正答率が6割➤9割にアップしました。
「リエゾン」「リダクション」「フラッピング」などの単語を聞いて、ピンと来ない人はまだまだ伸びしろありです。この時点で諦めるのはもったいないです。
※これらの意味は上の関連記事でもご紹介しています。
英語学習に対してコンプレックスがあるから
学生時代に英語で次のような経験をしたことがある人もいるかもしれません。
- 英語の発音を笑われた
- 細かな文法のミスを指摘された
こんなことを気にするのは日本人だけなので、外国人と話す英会話においては気にしなくてOKです。
もちろん正確に話せるに越したことはないですが、少しくらい発音が日本人っぽかったり、文法をミスしてても大丈夫です。よっぽど文法がおかしくなければふつうに通じます。
こんな細かいところを気にするのはほんとに日本人だけ。笑
僕自身の英語もまだ完ぺきではないですが、ここ1年で外国人から細かな指摘をされたことは1回もないですね。笑
小声にならず自信をもって話せば、こんなコンプレックスは気にしなくてOKです。
周りにも英語を話せる人が少ないから
周りの環境からしても「自分は英語は話せないだろうな」と思ってしまう人もいるでしょう。
なぜなら、留学経験もなく英語が話せる人なんてほとんど周りにいないですもんね(笑)
ポイント
ただこれも、本気で英語を勉強しているのに話せない人がいたら深刻ですが、大体の人は社会人になって英語の勉強をやめた人ばかりです。
そんな彼らが英語を話せないのは”ふつう”です。
周りは勉強していないだけなので、その人たちを見て自分も英語は話せないだろうなと思ってしまうのはやめましょう。
留学経験のない日本人は英語を話せるようにはなれないのか
日本人が英語を話せないと思いこんでいる要因はわかったけど、それでも自分は自信がない。結局英語って誰でも話せるようになれるの?
僕の答えはもちろんNo。正直だれでも英語は話せるようになると思っています。
補足
ここでいう”英語を話せるようになる”は「自分の言いたいことを英語で伝えられるようになる」状態を意味しています。
なぜなら、言語はどんな人でも使うことができるからです。
数学が全くできない日本人はいるかもしれませんが、日本語が話せない日本人はいないですよね。
言語というのはしっかりとルールを学んでその通りに練習をすれば、誰でもある程度のレベルにはなれるものだと思います。
補足
もちろん、日本人がネイティブレベルの英語力を目指すのであればかなりの努力は必要です。
日本人は基本的に”英語を話してきた量”が圧倒的に足らないだけなので、そこを補えばたとえ留学しなくても英語は話せるようになります。
次の章では、留学経験0で英語を話せるようになった自身の経験を元に、日本人が英語を話せるようになるための学習方法についてご紹介します。
留学無しで日本人が英語を話せるようになる4つのステップ
留学無しで英語を話せるようになるために、僕自身が実践したことを4ステップでまとめました。
それぞれのステップについて、簡単にご紹介します。
関連記事
詳しくは学習ロードマップ記事にまとめます。執筆中のため、もう少々お待ちください。
Preparetion:英会話を始める準備を整える
このステップは「中学レベルの英語を勉強しなおす必要がある人」のためのフェーズです。
ポイント
既に中学レベルの単語や文法の知識はあって、英会話の経験だけがないという初心者は次の「Beginning」フェーズにいきましょう!
中学レベルの単語や文法も忘れてしまっているのに、いきなり英会話にチャレンジするのは無謀なので絶対やめましょう。100%挫折します。笑
ただ、英会話にレベルの高い単語や文法の知識が必要かといえば、初心者のころはそんなことないです。
中学レベルの単語と文法が分かればOKです。まずは1か月で基礎固めをササっと終わらせてしまいましょう。
中学レベルの英文法の学習方法は「英会話に必要な文法は1ヶ月でマスターできる!学習法を3ステップでご紹介」で詳しくまとめています。
ポイント
本来の目的は「英語を話せるようになる」なので、1か月たってある程度文法の基礎を理解したら、ステップ1に進みましょう。細かいところは英会話をしながら学べばOKです。
Beginning:英会話を始める
ある程度の英語の基礎がある方は、早速英会話をはじめましょう。
これから英会話を始めたい人はまずは何から始めた方がいいの?
結論を先に言うと、まずは「オンライン英会話」を始めましょう。
オンライン英会話を始める
英語を話せるようになる一番の近道は「英語をたくさん話すこと」です。※3度目
オンライン英会話は、日本にいながらでも毎日外国人とマンツーマンで話すことができるので、一番おすすめのサービスなのは間違いないです。
国内でオンライン英会話を使わずに英語を話せるようになったって人を聞いたことがないので、これは絶対に使ってもらいたいサービスです!
月額料金は安いところでも月6,500円ほどはしますが、日本で英語が話せるようになりたいのであれば、ここは自己投資だと思って頑張ってほしいです。
これだけのお金で数年で英語が話せるようになれば、留学よりはるかに安いうえに人生のチャンスも広がるのは間違いないです。
まずは英語を話せるようになる第一歩として、オンライン英会話を試してみてください。
関連記事
オンライン英会話って軽く調べても20個くらい出てくるので、どれが良いか選ぶのが難しいです。自分にあった最善のオンライン英会話を選びたい方は「オンライン英会話の選び方完全ガイド【初心者はこの3社から選べばOK】」をチェックしてみてください。
英会話を学ぶ目的を明確にする
オンライン英会話を始めたと同時にやってほしいことが「英会話を学ぶ目的を明確にする」ことです。
これが本当に重要です。絶対達成したい目的があれば、次のことができるようになります。
- モチベーションの維持
- 英語学習の継続
学習を始めると、数週間~数か月で挫折しそうになる時が来る場合もあります。
その時でも自分が英語を話せるようになりたい理由が明確で、その目的のためなら頑張れると思える目標を作っておけるとあとあと楽です。
このあたりは関連記事を用意しているので、ぜひ英会話を始めるタイミングで一度に考えてみてください。
✓ 英語学習における継続・モチベーション維持に関する記事
■ 英語学習には「目的の明確化」が大事である3つの理由
■ 英会話のモチベーションを高める重要な3要素と9つのコツ
■ なぜ英語学習は継続が難しいのか?忙しい社会人でも継続できる秘策8選
Attempt:実践の場で英語を使ってみる
オンライン英会話で少しは講師と会話できるようになったら、いざ実践の場で英語を使ってみましょう。
ここでいう実践の場は、「対面で外国人と英語を話す」ということです。
緊張しそう。。ところで、日本で外国人とすぐに話せる場所なんてあるの?
日本で外国人と会ってトークするなら、次の2つの場所がおすすめです。
- 英会話カフェ
- 国際交流会
英会話カフェって?国際交流会って?という方、またこの2つ以外で外国人と話せる場所を知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
✓ 日本にいながら対面で英会話できる場所に関する記事
■ 英会話カフェとは?特徴からメリット・デメリットを解説【利用歴2年半】
■ Meetup(ミートアップ)とは?東京で開催されている国際交流会について
■ 東京都内の英会話カフェ12選【初心者におすすめトップ3もご紹介】
■ 英会話初心者必見!おすすめの英会話ラウンジ&バーをご紹介【厳選3選】
■【初心者にこそおすすめ】ランゲージエクスチェンジの特徴とメリット3選
ポイント
ちなみに、対面で英会話ができるところで最もおすすめは”LanCul”という英会話カフェです。気になる方は「」をチェックしてみてください。
Continuation:英会話学習を継続する
一番大事かつ一番難しいのがこの「継続」フェーズです。
「英語が話せるようになりたい!」と思ってすぐに行動するまではわりと簡単なんですが、継続がほんとに難しいです。
なぜなら、最初の半年~1年間はなかなか効果を実感しづらいからですね。
実際僕自身も、オンライン英会話をはじめて最初の1年は、月に5回もいかないレッスン頻度でした(笑)
そんな僕ですが、オンライン英会話をはじめて1年たったくらいでようやく継続力がついてきて、今では毎日最低1時間はオンライン英会話を使って学習するまでになりました。
ここがポイント
継続力がついたタイミングは、自分の英会話に手ごたえが感じられるようになった時でした。
英語が話せるようになると、一気に楽しくなってモチベーションが必要じゃなくなりました。
なので、大変なのはこの初心者➤➤中級者になるまでの期間だというのを身に染みて感じてきました。
このブログでは、そんな自身の経験を活かし、脱初心者を目指すコンテンツも日々更新しています。
✓ 脱初心者を目指す人に向けた記事(オンライン英会話関連)
■ オンライン英会話を効果的に使う9つの勉強法【スピーキング力に直結】
■ 【重要】オンライン英会話で撃沈する5つ要因と対応策7選【体験談付き】
■ オンライン英会話を1年半続けて実感した5つの効果【元超初心者の体験談】
■ オンライン英会話が続かない5つの理由【継続できる人が実践している5つのコツ】
■ 【自宅以外でも集中できる】オンライン英会話に最適な場所8選【実家勢必見】
■ オンライン英会話の初心者が失敗しないために取り組むべきこと3選
■ オンライン英会話を朝に受講するメリット【早朝におすすめサービス3選】
■ 初めてのオンライン英会話~緊張しているあなたへの7つのアドバイス~
■ オンライン英会話を1年継続できる人はたった6%?続けるための6つのコツ
■ オンライン英会話で即使える自己紹介フレーズ集【マンネリ化を防ぐ3つのコツ】
■ オンライン英会話が怖い・・そんな不安を和らげる4つの具体的アクションをご紹介
■ オンライン英会話 初心者が失敗しないために事前に準備すべき3つのこと
✓ 脱初心者を目指す人に向けた記事(リスニング関連)
■ 英語の”リエゾン”とは|音声変化の3つのルールとリスニング力アップ法をご紹介
■ リダクションの5つのルール|ネイティブ英語も聞き取れる音声変化の法則をご紹介
■ フラッピングの2つのルール|ネイティブ英語も聞き取れる音声変化の法則をご紹介
■ リンキングの3つのルール|ネイティブ英語も聞き取れる音声変化の法則をご紹介
■ 英語の聞き流しはリスニング力アップに効果的なのか【結論:No】
✓ 脱初心者を目指す人に向けた記事(その他)
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■ 英単語の覚え方のコツ7選|科学的に証明されている暗記の3つのポイント
■ 英語学習者はTwitterを活用すべきたった一つの理由【活用法5選】
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■ 英語の語彙力を簡単に測定!無料サイト「Test Your Vocabulary」の使い方をご紹介
ぜひこれらの記事を参考に、モチベーションを保ちながら英語学習を継続し、スピーキング力に磨きをかけていってほしいです。
補足
記事数が多いので、いつでも見返せるようにお気に入り登録しておくといいかもです!
まとめ:「日本人は英語が話せない」は根拠なし。最初の一歩のハードルを乗り越えよう!
今回は日本人が英語を話せないたった一つの理由というテーマで記事を執筆しました。
「英語を話していないから」の解決策は「英語をたくさん話す」です。シンプルですよね。※4回目
そのためにはオンライン英会話が間違いなく一番の近道なので、ご紹介しているオンライン英会話で一度無料体験などを受けてみてください。
おすすめ
どこがいいか決められないという方はネイティブキャンプをおすすめします。詳しくは「ネイティブキャンプの評判は良い?利用歴2年の筆者が徹底解説」をご連絡ください。
本記事の内容は以上です。
このブログでは、「留学未経験」の「社会人」が「国内」で英語が話せるようになるための実践法について記事を書いています。
本気で英語を話せるようになりたければ、「オンライン英会話」と「英会話カフェ」をうまく組み合わせましょう。
この記事が英語を話せるようになりたいと思っている人の挑戦の後押しになればうれしいです。
今回は以上です。