リスニング

英語の聞き流しはリスニング力アップに効果的なのか【結論:No】

英語の聞き流しをするだけでリスニング力が上がるって聞いたことがあるけど、あれってほんと?

リスニングを今よりもスキルアップさせたいんだけど、聞き流しとかってほんとに有効な手段なのかな。。


早速残念なお知らせですが、ただ英語を聞き流しているだけではリスニング力はあがりません。
 

ちなみに、実際これを信じきって、何も意識せずに英語をただ聞き流ししていたのは、何を隠そう昔の僕です。


とはいえ、ある前提条件やある程度の事前準備をすることで、聞き流しに近いカタチでも少しはリスニング力アップに繋がるかなと思ってます。


この記事では、ただの聞き流しではリスニング力がアップしない理由と、どうすればリスニング力をあげられるかにについてご紹介します。
 

この記事を読んでわかること

  • ただの聞き流しがリスニングの上達に効果的でない3つの理由
  • リスニング力を上げたい人におすすめの勉強法2選
  • リスニング学習をする場合の注意点3選
  • 英語のリスニング力アップに役立つコンテンツ3選


学生時代からリーディングよりリスニングが苦手だった僕ですが、ご紹介する方法を続けることでTOEICのリスニングパートで9割以上の点数を取れるようになりました。


今よりもリスニング力をワンランクアップさせたい方にためになる情報だと思うので、ぜひ最後までチェックしてみてください。


この記事を書いている人(ここ2年半の実績)


関連記事

リスニング力が上がらない根本的な原因は「英語の音の変化」を知らないからです。とにかくリスニング力をあげたいという方は「英語の”リエゾン”とは|音声変化の3つのルールとリスニング力アップ法をご紹介」をご覧ください。


 

英語の聞き流しはリスニング力アップに効果的?

冒頭でもお伝えしたとおり、ただの聞き流しは全く効果がないでしょう。
 

そもそも英語を「聞き流し」している状態とは


「聞き流し」は、英語の音にまったく集中せず、ただなんとなく流れてくる音を聞いている状態です。
 

聞いているというか、なにか音が聞こえているくらいの感覚ですかね。


例えば移動中に集中せず、英語の音源をただ流しているときなんかはまさに聞き流しの状態です。


ただ何も意識せず音を聞いてるだけでは、リスニング力はアップしません。。
 

ただの聞き流しがリスニングの上達に効果的でない3つの理由


ただの聞き流しだと効果がない理由は次の3つです。

  • 脳が関係ない音として処理するから
  • 大人の脳だけでは聞き流しだけで英語音を理解できないから
  • 分からない単語やフレーズは何回聞いてもわからないから


これを知らずに聞き流しだけに取り組んでいると致命的です。
 

脳が関係ない音として処理するから


脳は、よくわからない言葉は「ただの音」として処理します。


例えば学校の授業。つまらばすぎて聞く耳を持っていなかった時は、何も授業内容を覚えていなかった、なんて経験ありましたよね。


英語も全く同じで、ただ音を聞いているだけでは日本語も英語も変わりません。雑音にしかならないです。
 

大人の脳だけでは聞き流しだけで英語音を理解できないから


残念ながら、大人になると聞き流しだけで英語が分かるようにはなりません。


これは脳の構造上の問題です。ある研究では、母国語のように無意識のうちに外国語をインプットできるのは2歳~7歳が限界だと言われています。


子どもは音をただ聞くだけで言葉を理解できるようになるかもしれませんが、大人では脳の構造上無理なんです。


ただ聞き流すだけで英語が聞こえるようになるのは、残念ながら大人である我々には難しいみたいです。。
 

分からない単語やフレーズは何回聞いてもわからないから


知識として知らない単語やフレーズは何回聞いても意味がわかりません。
 

補足

洋楽とかが一番わかりやすいと思いますが、英語をただの音として聞いている人がほとんどですよね?


その結果、いざドライブとかで口ずさもうと思っても全く言葉が出てこないはずです。


わからない単語や聞き取れないフレーズは、スクリプトを見ない限りやっぱり聞き取れるようにはなりません。
 

聞き流しに近いカタチでリスニング力を上げたい人におすすめの勉強法2選

ただの聞き流しではだめだとわかったところで、どう改善したらリスニング力アップが見込めるかについてです。


結論、次の2つのどちらかを満たす勉強法がおすすめです。

  • 全ての意味がわかるレベルの英語を聞く
  • 全ての意味を事前にわかる状態にした上で英語を聞く


この条件であれば、聞き流しであってもある程度の効果は見込めると思っています。
 

ポイント

ただ、より効果的にリスニング力をあげたかったら英語の音を意識しながら聞いてみてください。


それぞれご紹介します。 
 

全ての意味がわかるレベルの英語を聞く


全部の単語やフレーズの意味が理解できるくらいのレベルであれば、聞き流しに近いカタチでも効果があるでしょう。


全くわからない言葉は何度聞いても意味ありませんが、全てわかる言葉であればリスニングを繰り返すうちにその表現がインプットされます。


聞き流しに近いカタチで成果を出したいという方は、簡単すぎ?と思うくらいのコンテンツを繰り返し聞くといいでしょう。
 

全ての意味を事前にわかる状態にした上で英語を聞く


おすすめはこちらの学習方法です。
 

使用するコンテンツについて、事前に全ての単語やフレーズの意味を調べた上でリスニングしましょう


例えば、次の3パターンを比べてみるとどうでしょう。

  • まったく歌詞を確認しないまま洋楽を聞く
  • 事前に歌詞を確認した上で洋楽を聞く
  • 事前に歌詞を確認した上で洋楽を聞き、聞き取れなかったところを再度確認する


3番目が一番リスニングに効果がありそうと答えますよね。

洋楽とかだと肌感でわかる方もいるかもですが、歌詞を見てるか見てないかで音の理解度ってめちゃくちゃ変わりますよね。


どんなコンテンツで英語を聞くにしても、事前に意味や音をインプットしてから聞いたほうが効果的なのは間違いなさそうです。
 

聞き流しに近いカタチでリスニング学習をしたい場合の注意点3選

「おすすめの勉強法を教えてもらったし、これで聞き流しをすればリスニング力をあげられるかも!」と思ってくれた方、ご注意ください。


気を付けておいた方がいいことを3つ書いておきますね。
 

聞き流しだけでリスニング力アップを図らない


何度も繰り返してますが「聞き流し」より「集中して聞く」が効果的です。これは絶対です。


「時間がない時とかモチベがない時でも、なんとか英語学習を続けるために聞き流しをする」、これは良いと思います。


でも慢性的にリスニング学習は「聞き流し」だけになってしまっているのなら、それは見直した方がいいかもしれませんね。


聞き流しから意識的なリスニング学習に変えていくことでレベルアップできた実感もあるので、ここは気にしてほしいポイントです。
 

自分のレベルに合った音源を選ぶ


自分のレベルに合った音源を選ぶことは本当に大事です。
 

僕は早くネイティブの英語が聞き取れるようになりたく、洋ドラマを見まくった時期がありましたが、今思うとレベルが高すぎて何も吸収できていなかったと思います。笑


初心者であれば、好きな洋楽を聞いてみたり、日本人で流暢に英語が話せる人の英語を聞くところから始めてみるとかもしれませんね。
 

ポイント

英語系の情報発信をされているYoutuberの方は、自身の英語に字幕や日本語訳を足してくれているので勉強しやすいです。「【厳選】英会話の学習に効果的なおすすめYoutubeチャンネル14選」で気になる人を見つけてみてください。


 

同じ音源を繰り返し聞く


一度聞いて終わりではなく、同じ音源を何度も聞くようにしてみてください。
 

補足

一回聞いて終わりだと、結局新しい単語やフレーズを覚えられません。


逆に、同じ動画や音声を何回も聞くと、意味を理解しながら聞き流しているうちに単語やフレーズが頭に入ります。


同じコンテンツをずっと聞き続けると飽きるかもなので、10個くらいを回しながら何度も聞くのがおすすめです。


ポイント

結局聞く量がリスニング力アップに直結します。これは「【結論】英会話の初心者は何から始めるべきか【学習ステップを解説】」でもご紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。


 

英語のリスニング学習に役立つコンテンツ3選


最後に、リスニング学習に使えるコンテンツを3つご紹介します。

  • 初心者向け:日本人向け教材の音声(TOEIC教材、等)
  • 中級者向け:スクリプトのある自然な英語の音声(TED、PODCAST、等)
  • 上級者向け:自動翻訳しかない自然な英語の音声(NETFLIX/Youtubeコンテンツ、等)


レベル別に簡単にご紹介していきます。
 

初心者向け:日本人向け教材の音声(TOEIC教材、等)


初心者は、日本人用に作られた教材の音声を使ってリスニング学習をするのがいいでしょう。


代表的なもので言えば、TOEICの教材なんかはおすすめです。



初心者は難しいと思うかもしれませんが、ネイティブの日常会話はもっとスピーディーでくだけています。


さらに、全ての音声にスクリプト(音声のテキスト)があるので、意味を全て正確に確認できるところもいいところです。


TOEICの教材以外でもいいですが、日本人用の教材でまずはリスニング学習してみるといいでしょう。
 

教材での学習ってつまらないんだよな。。


わかります。笑


そんな方には、先ほどご紹介した英語系Youtuberの英語のリスニングがおすすめです!
 


 

中級者向け:スクリプトのある自然な英語の音声(TED、PODCAST、等)


中級者にはスクリプトが用意されている海外コンテンツがおすすめです。


英語学習者が好んで使っているリスニング用教材はTEDとかPODCASTとかですかね。


TEDは、様々な分野の専門家による講談会を主催している団体で、そんな彼らの講演をインターネットで視聴することができます。


公式ホームページ、公式Youtubeチャンネル、公式アプリにて無料で視聴することができます。


一方、PODCASTは世界中のコンテンツをラジオ感覚で聞ける無料アプリです。
 

注意ポイント

PODCASTだとスクリプトがないコンテンツの方が多いです。内容の面白さも大事ですが、スクリプトがあるかどうかも踏まえてお気に入りのコンテンツを探してみてください。


これらは教材用に録音された英語ではないので、より流暢でナチュラルな英語です。


中級者か、教材ばかりでは退屈する初心者は、海外コンテンツをリスニング学習に取り入れてみましょう。
 

上級者向け:自動翻訳しかない自然な英語の音声(NETFLIX/Youtubeコンテンツ、等)


上級者におすすめなのは、正しいスクリプトがない英語音声を使ったリスニング学習です。


具体的にはNETFLIXYoutubeのコンテンツがこれにあたりますね。
 

注意ポイント

「リスニング学習には洋画や洋ドラマがおすすめ!」ってよく聞きますが、僕は初~中級者にはおすすめしません。フレーズなども難しいので、しっかり準備をしないとただの聞き流しになってしまうためです。


ちなみに、自動翻訳って完全一致はしないですが、その精度はある程度高くなってきてますね。


Youtubeはまだまだですが、NETFLIXの自動翻訳は特にレベルが高く、教材として十分活用できると思います。詳しくは「【超便利】Language Learning with Netflixの使い方【無料です】」をご覧ください。
 

まとめ:聞き流しだけではだめ!自分に合ったレベルのコンテンツを見つけて楽しくリスニング力UPを目指そう

今回は「聞き流しだけでリスニング力はあがるのか」について記事を書いてみました。


僕の答えは「聞き流しだけじゃNo」です。聞き流しだけでリスニング力を上げたい気持ちはめちゃくちゃ共感しますが、ある程度のレベルになるには意識的に聞く必要はあるでしょう。

 
ただ、つまらない勉強はつづかないので、ぜひご紹介したコンテンツを見てみて、楽しく勉強できそうなものを探してみてください。
 

その他のおすすめ

”リスニング力をあげる”という観点でいうと、先に「音声変化」と「発音」についてサクッと学んでから、音声を聞きまくる方が効率的です。


特に発音とかって苦手意識がある人もいるかもですが、肝となるのは十数種類(全部だと46種類)なので、一瞬で覚えられます。笑


発音についてサクッと勉強してみたい方は「【たったの46種類】英語の発音記号一覧と読み方・覚え方のコツをご紹介」もチェックしてみてください。


本記事の内容は以上です。
 

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本気で英語を話せるようになりたければ、「オンライン英会話」と「英会話カフェ」をうまく組み合わせましょう。


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今回は以上です。

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