
英語を上達させるために、英語が話せるイベントにも参加していこうと思っているんだけど、イベントの中にランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)っていうのがあるなぁ。ランゲージエクスチェンジって何なんだろう。初心者にもおすすめなのかな。。
こんな疑問にお答えしていきます。
この記事を読んでわかること
- ランゲージエクスチェンジとは
- ランゲージエクスチェンジの特徴について
- 英会話初心者にとってのメリットとデメリット
- ランゲージエクスチェンジができるイベントやアプリについて
結論からいうと、ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)は英会話初心者にとてもおすすめです。
僕自身、英会話を学び始めた際に、一番最初に外国人と対面で話したのがランゲージエクスチェンジのイベントでした。
本記事では、英会話にチェレンジし始めた人向けに、このイベントが英会話上達のためにどう役立つのかという観点で、それぞれご紹介していきたいと思います。
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目次
ランゲージエクスチェンジについて

まずはじめに、ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)とその特徴について解説していきます。
ランゲージエクスチェンジとは
ランゲージエクスチェンジとは、日本語に訳すと「言語交換」という意味で、その名の通り「お互いの言語を交換し合いながら会話すること」を意味します。
例えば、「日本語と英語でランゲージエクスチェンジのイベントを開催します!」といった告知があれば、そのイベントでは英語と日本語を交互に使って外国の方とコミュニケーションを図ることができます。
そのまま「言語交換会」と日本語で言ったりもしますが、これも同じ意味です。
ランゲージエクスチェンジの2つの特徴
ランゲージエクスチェンジの大きな特徴は以下の2つです。
- 母国語と学びたい言語が互いに一致している
- 互いの言語を教え合う
母国語と学びたい言語が互いに一致している
ランゲージエクスチェンジは、母国語と学びたい言語がお互いに一致していなければ意味がありません。
今回この記事を読んでいる方は、主に英語を学びたいと思っている日本の方が多いかと思います。
なので、読者のみなさんは英語を話すことができて、日本語を学びたいと思っている外国の人とランゲージエクスチェンジを行うのが基本です。
互いの言語を教え合う
ランゲージエクスチェンジは、お互いの得意な言語を教え合うのが大きな特徴です。
英語を話す時間と日本語で話す時間があるので、日本語を話す時間の時はこちらが外国人に日本語を教えます。
日本語を教えるって、具体的に何をすればいいんだろう。。
こう感じている人もいるかもですが、それほどハードルを高く感じる必要はないです。
外国人が日本語に詰まっている時も安心させられるような雰囲気を作ってあげたり、こんな感じの日本語で言えるといいよってアドバイスしてあげるくらいで十分です。
ポイント
ランゲージエクスチェンジは基本グループ単位で会話をするので、慣れるまでは他の方のサポートを手伝うかたちでもいいでしょう!
ランゲージエクスチェンジが初心者にこそおすすめな3つの理由
ランゲージエクスチェンジの大きなメリットが次の3つです。
- 日本語を話す時間がある
- 他の英語を話す系のイベントより参加しやすい
- 学びたい言語を教え合う仲間ができる
この3つ、全て英会話の初心者だからこそおすすめできる点でもあります。一つずつ見ていきましょう。
日本語を話す時間がある
ランゲージエクスチェンジでは、日本語で会話できる時間帯があります。
これって、英会話の初心者からするとだいぶありがたいですよね。僕自身も初心者の頃はこの時間を待ち望んでました(笑)
たとえば、あるイベントでは日本語を15分、その後英語を15分話すというのを繰り返すとします。
この場合、15分だけ頑張って英語を話したら15分日本語をしゃべれるということなので、初心者にとっても負荷は軽くできますよね。
しかも、日本語を話す時間にも外国人と交流を続けられます。※日本語で
このように、英語をずっと話さなきゃいけないプレッシャーもないのが、ランゲージエクスチェンジを英会話初心者におすすめする理由の一つ目です。
他の英語を話す系のイベントより参加しやすい
日本でのランゲージエクスチェンジイベントであれば、だいたい日本人の方が多いのでホーム感があります。
比率でいうと、おそらく6~7割が日本人、3~4割が外国人です。※会によって異なります。
外国人の立場になると分かるかもですが、圧倒的に日本人の我々の方がホームですよね。
このように、英語のみを話すイベント(比率も日本人と外国人が半々)と比べると、ランゲージエクスチェンジの方が初心者には参加しやすい環境だと言えるでしょう。
学びたい言語を教え合う仲間ができる
ランゲージエクスチェンジに参加することで、互いに言語を教え合う仲間ができる可能性もあります。
ここに参加する外国の方は、まだそこまで日本語に自信を持っていません。
つまり、向こうも日本人の友達が欲しいと思っている可能性が高いです。
ポイント
英語が話せるようになりたいのであれば、英語が話せる外国の方と友達になるのはかなりおすすめの方法です。
その場の会話が盛り上がれば、勇気を出して連絡先を聞いてみるのもいいですね!
ランゲージエクスチェンジの2つのデメリット
ここまでいいとこだらけのランゲージエクスチェンジですが、デメリットもなくはないです。ご紹介しておきますね。
日本語に簡単に逃げれてしまう
日本語で会話するターンを挟むと、その後も簡単に日本語に逃げてしまいがちです。
ここは自分の意志しだいですし、初心者のうちから完全に英語だけで頑張れというつもりもありません。
ですが、どうしても日本語でいいやと思えてしまう場面が多いので、それを踏まえてなるべく英語を話す意識でいれるといいですね。
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英語オンリーで会話することに挑戦したい方は、ミートアップがおすすめです。詳しくは「ミートアップとは?東京で開催されている国際交流会について」で解説しています。
英会話に慣れてくると、物足りなさを感じてしまう可能性がある
英会話に慣れてくると、日本語の話す時間が少し長いなと感じるようになっていく可能性もあります。
先ほどメリットとして「日本語を話す時間が半分ある」と述べましたが、逆にこれがデメリットであるともいえます。
英語で話す時間が半分になってしまうと、本来の目的である英会話を上達させる、というところからはほんの少しだけ遠のいてしまいますよん。
ポイント
とはいえ、いきなり外国人と英語だけで話す恐ろしさは、僕自身もめちゃくちゃ味わってきたのでよくわかります。英会話になれるまでは、このランゲージエクスチェンジがおすすめなのは変わりありません。
外国人と話すことに少し慣れてきて、もうワンランク上を目指したいという方は、「英会話カフェ」なんかもいいかもしれません。
カフェで外国の方や英語が話せる日本人と英会話を楽しむことができます。
おすすめは店舗数日本No1の「Lancul」英会話カフェです。詳しく知りたい方は「LanCul英会話カフェの評判は良い?利用者である筆者がリアルをご紹介」をご覧ください。
補足
※外国人の友達を作りたいという理由であれば、慣れてきた後でもランゲージエクスチェンジに行くことをおすすめします。
初心者におすすめのランゲージエクスチェンジイベント2選

実際にランゲージエクスチェンジが行われているイベントでおすすめは次の2つです。
- ミートアップ(Meetup)
- English Only Cafe
両方とも1回500円~1000円で参加可能です。一つずつ見ていきましょう。
①ミートアップ(Meetup)
ミートアップは、音楽や料理、スポーツなど共通の趣味や分野に関してインターネット上で告知が行われ、参加者が集まるイベントのことです。
ランゲージエクスチェンジは、国際交流会としてのミートアップグループで定期的に開催されています。
注意ポイント
先ほどご紹介した通り、ミートアップは英語を話すのみのイベントもたくさんあるので、ランゲージエクスチェンジの会と間違えないように注意しましょう。
ミートアップのHPの検索から、「Language Exchange」で検索すると、対象となるイベントが出てきます。
夜はお酒も飲めたりするので、リラックスしながら英語を話したいという方にもおすすめです。
お酒を飲みながらってパーティーみたいな感じになってしまう?少し怖いな。。と感じた方も安心してください。こちらは「英会話初心者必見!おすすめの英会話ラウンジ&バー厳選3選」で詳しく解説しています。
②English Only Cafe
English Only Cafeは神保町にある英会話専門のカフェです。
普段は英会話のみをする場所なのですが、たまにランゲージエクスチェンジのイベントも開催されています。
注意ポイント
現在コロナでもあるため、イベント状況はHPをご確認ください。
実は、このカフェでのランゲージエクスチェンジイベント情報は、先ほどご紹介したミートアップのHPからも見つけられることもあります。
こちらの方が日本人の割合が多いので、まだ外国人に囲まれるのは怖いなという方におすすめです。
ランゲージエクスチェンジができるアプリ2選

最後に、ランゲージエクスチェンジが実践できるアプリについてもご紹介していきます。
これまでイベントについて紹介してきましたが、ランゲージエクスチェンジは言語を話す方法の一つなので、アプリを介してでも同じようなことができます。
※英会話を上達させていくために、対面での会話練習がやはりおすすめです。こちらは参考としてご覧ください。
①ハロートーク(HelloTalk)
ハロートークとは、世界中の外国語を学んでいる言語学習者のためのスマホアプリで、ユーザー数は全世界で2000万人を超えています。
英語を学びたい日本人がこのアプリを使うと、日本語を学ぶ世界中の英語ネイティブの人とつながることができます。
そのため、アプリ内で仲良くなった人とチャットや電話機能を使用し、お互いの言語を教え合うことができます。
ハロートークはランゲージエクスチェンジ以外にも言語学習に有効な機能があるので、アプリ自体おすすめです。詳細は海外の友達も作れる!?ハロートーク(HelloTalk)の使い方についてをご覧ください。
こうした日本語を学びたい外国人と簡単に繋がれるので、ランゲージエクスチェンジがしやすい環境だと言えるでしょう。
②タンデム言語交換(Tandem)
こちらもハロートーク同様言語交換用のSNSアプリで、世界で500万人以上のメンバーが登録しています。
ハロートークとの違いは以下二つです。
- Tandemは本名と顔写真の登録が必須
- Tandemはビデオ通話が無料
Tandemはこのようにセキュリティ面を重視しているので、相手と交流する時も顔出しの安心感がありますよね。
ランゲージエクスチェンジはしたいけど、変な人と交流する可能性があるアプリは怖い、、と考える方はTandemの利用をおすすめします。
まとめ:ランゲージエクスチェンジをうまく利用して、脱初心者をめざそう!

今回はランゲージエクスチェンジについて解説しました。
僕自身、英会話を始めたばかりの時は、ランゲージエクスチェンジのイベントに参加して、外国人と話すことに慣れる練習をしまくりました。
自身の経験から、ランゲージエクスチェンジは間違いなく初心者が外国人と英語で話すことに慣れる第一歩となるので、上手に利用してみてください。
本記事の内容は以上です。
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