社会人になって英語にチャレンジしようとしているけど、話せるようになるか不安でなかなか学習が進まない。。留学経験がなくても、日本で英語がペラペラになるのかなぁ。日本だけで英語を話せるようになった人の体験談や勉強法を知りたいなぁ。
こんなお悩みを解決していきます。
✔ 本記事の内容
- 留学なしでも英語は話せるようになるのか
- 英語がペラペラに話せるようになるとどうなるのか
- 日本で英語が話せるようになった人が実践したこと
- 英語を習得した人の動画から考える具体的な学習方法
社会人になってから英語を話せるようになりたいと思ったときに、「上手く話せるようにならなかった時のこと」を考えて不安になりますよね。
ただ、僕自身留学経験0、大学時代に英語系の学部に通ってたわけでもなくただの理系の学生でした。
そんな僕でも時間を作って学習をしてきたことで、今では外国の方と問題なくコミュニケーションが取れるまでになりました。
そんな自分以外にも、日本人の方で国内で英語を話せるようになったという方はたくさんいて、今回はそういった方々の発信されている内容を参考に、具体的な学習方法についてに解説していきます。
それでは、本文に行きましょう。
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目次
留学経験なしで英語がペラペラになるのか
まず、英語がペラペラになるとはどういう状態かを確認しておきましょう。
「ペラペラ」の定義を考える
結論から言うと、「ペラペラ」の定義は人によって違います。
例えば、僕の場合は「自分の言いたいことが英語で詰まらずに言えて、ネイティブの言っていることが聞き取れる状態」をペラペラと定義しています。
われわれ日本人は第二言語として英語を学習しているので、日本人特有の発音になってしまうのもある程度仕方ないと割り切っています。
ヨーロッパの方たちが話す英語も、各国で多少のなまりはあります。
海外で生活をせずに日本だけでネイティブと同レベルの発音や流暢さを追求することは難しいかもしれませんが、「言いたいことを言えて、聞き取れる状態」であれば、十分に日本にいながらでも達成できます。
大切なのは、自分の言いたいことが外国の方に伝わって、コミュニケーションが取れるか否かです。
まずは、自分なりに「ペラペラ」とはどのレベルなのかを明確に定めてみてください。
留学に行ったからといって英語がペラペラになるわけではない
正直、留学に行ったからといって、英語がペラペラになるわけではありません。
学生時代であれば1年間の留学、社会人でもワーホリで数年間海外に行かれていた方もいるかと思います。
彼ら彼女らもそれなりに英語が話せるようになっていますが、たった数年でネイティブレベルには到達していません。
これは自分たちの言語に置き換えてもらえばわかると思うのですが、本当にネイティブレベルの会話を目指すのであれば、その国の今までのカルチャーを知らなければいけません。
例えば、
やっぱ手軽に世界中に旅行に行ってみたいよね!
ほんとに!あぁ、どこでもドアでもあったらいいのになぁ。
この会話を外国の方が理解しようと思ったら、日本にある「ドラえもん」というアニメの内容を知っていないと、何を意味しているのかがわかりません。
こういった文化の背景を抑えないといけないので、ネイティブレベルを目指すというのは1年の留学で到達できるレベルではありません。
留学無しでも英語は話せるようになる
努力は必要ですが、留学はしなくても英語は話せるようになります。
先ほどから言っているように、「話せる」の定義をどこに置くかによりますが、言いたいことが考えるのと同時くらいに口から出てきて、かつ外国の方複数人といてもなんとか会話についていけるレベルであれば、日本でも十分です。
昔と違い、テクノロジーやSNSの発達により、日本にいながらでも手軽に海外とつながることができる時代になりました。
高い費用を払って留学にいかなくても、周りの日本人からはペラペラに思われるくらいの英語力は日本で身に付けられます。
英語が話せる人と話せない人について
英語が話せる人と話せない人とでは、将来どのような違いが生まれるのでしょうか。
英語が話せるようになるとできること
まずは、英語が話せるとどのようなことができるようになるのか見ていきましょう!
昇進したり仕事に繋がったりする
英語ができることで、会社内で昇進できたり、海外向けの事業や海外のクライアントとの仕事を任される可能性があります。
今の時代、最低限の英語レベル(TOEIC600点以上)を持っていないと昇進ができないという会社もあります。
また、英語を話せるようになるだけで、海外向けの事業など携わることのできる仕事の幅も確実に広がります。
自分のキャリアを描く上で、英語が話せることで選択できる仕事の幅が広がります。
世界中の人から情報を入手できるようになる
英語が読めたり聞けたりすると、世界中の人の発信している情報を入手できるようになります。
ここ数十年でインターネットが急速に発達し、日本人でも世界中の情報に簡単にアクセスできるようになりました。
最近では、YouTubeやNetflixのような動画コンテンツも簡単に視聴することができます。
世界中の人が大衆向けに発信する情報は、そのほとんどが英語で語られています。
英語を理解できるようになるだけで、世界中の莫大な情報を参考にすることができます。
将来の選択肢が増える
英語が話せるようになると、将来の選択肢が一気に広がります。
今の時代、外国と一切関わりを持たない業種というのはかなり限定されています。
さらに、今後日本は少子高齢化や人口減少に伴い、外国人労働者を受け入れたり海外向けのサービスを考えたりと、よりグローバル化が加速していくことが予想されます。
こうしたグローバル化に伴い、今の技術やサービスもよりグローバル目線で提供されるようになると、海外との交流に支障がない人材が重宝されていく可能性があります。
未来の日本では英語は必須のスキルとなっている可能性もあり、将来の選択肢を増やす意味でも英語が話せるようになっておいて損はありません。
海外旅行時でも問題なく現地の人とコミュニケーションを取れる
旅行などで海外に訪れたときに、英語を話せる国、もしくは人がいれば、確実にコミュニケーションをとることができます。
旅行好きは多いですが、海外に行くとどうしても言語の壁があり、道に迷ってもなかなか人に助けを求められなかったり、現地の人とは会話できず一緒に行く友達としか話せないという人が多いです。
英語が話せるようになれば、英語が話せる世界中の人と交流ができるので、海外旅行の不安も和らぐのと同時に、よりいい思い出に残る旅にすることができます。
英語が話せなくて困ること
今後はよりグローバルが進んでいくことが予想されます。
そうした時に重宝され仕事を任されるのは、英語を話すことができる人材です。
英語ができないだけで仕事のチャンスを逃したくないという方は、少しずつでもいいので英語にチャレンジすることをおすすめします。
ただ、そうはいっても、現時点では英語が話せなくて困るということはないと思います。
なので、英語にはこだわらない人はそれでもいいと思いますし、自分のやりたいことで将来海外に繋がる可能性がある人は、英語の学習を始めてみましょう。
社会人になってからでは遅いということは全くありません。これから、その事例もかねてその理由をご紹介していきます。
YouTuberから学ぶ、留学なしで英語がペラペラになるために実践したこと
ここでは、日本で英語を話せるようになり、且つその体験や学習法について発信しているYouTuberの方の動画を参考に、実践されてきたことをまとめてご紹介していきます。
①Atsueigoさん
Atsueigoさんは、現在チャンネル登録者数約30万人を誇る英語系YouTuberで、大学時代に英語がペラペラに話せていて、卒業後はその英語力を生かしオーストラリアの大学院に通った経歴を持ちます。
そんなAtsueigoさんですが、大学時代も留学経験は一切なかったそうです。
彼が日本にいながら実践したことはYouTube動画で紹介されています。
日本で英語を話せるようになるには「話す機会」をたくさん作ることが重要だと言っています。
ただ、それと同時にインプットも大切にしなければならないと考えられています。
Atsueigoさんは、実際にインプットを増やしてそれをオンライン英会話などでアウトプットするということを日本で実践されてきました。
②谷まりあさん
イッテQなどでもおなじみの谷まりあさん。※YouTuberではないですね笑
彼女もイッテQで英語を披露していますが、実は留学経験がありません。
完全に日本で英語が話せるようになった彼女ですが、上達するために実践していることもYouTube動画で紹介しています。
彼女は、なんでもいいからとにかく毎日英語に触れる時間を作ることが大切だと言っています。
音楽でも映画でも何でもいいので、意識して英語に触れることを意識して学習されています。
③Akaneさん
Akaneさんはカナダ在住の日本人で、運営しているYouTubeチャンネル「AK-English」のチャンネル登録者数は53万人を誇ります。
彼女自身も、カナダに行く前は独学で日本で英語を学習しています。
学生時代もそれほど英語ができたわけではないらしく、その様子と実際に実践されたことを動画で発信しています。
この動画では、英語を学ぶ上で大切なマインドについて話されています。
あくまで日本人にとって英語は第二言語であり、話せなくて当然のもの。
英語を学ぶ上で、なにか嫌なことや下手くそだと言われるようなことが仮にあったとしても、そこで挑戦をやめるのはもったいなくて、そんな人の意見を鵜呑みにする必要はないという思いが伝わってきます。
④Amiさん
Amiさんは、メイクYouTuberというジャンルで活躍されている方ですが、彼女も留学経験一切なしで英語が話せるようになっています。
そんな彼女が実際に行ったことについて、動画でも発信されています。
彼女は、英語の基礎中の基礎である中学の英文法を学ぶことと、やはり英語を話す機会を作ることが大切だと言っています。
実際に、彼女自身も日本にいながら多くの外国人と交流されてきたようです。
⑤Mahoさん
Mahoさんは、広島県出身のシンガーソングライターです。
洋楽なども歌われていて、歌もうまいのですが英語の発音の良さにも驚かされます。
そんな彼女も2か月の短期留学の経験こそありますが、長期の留学経験はなく、ほぼ日本にいながら英語が話せるようになったと言います。
この動画は自己紹介に近いですが、このチャンネルでは日本で英語をペラペラになる方法について紹介している動画ばかりです。
特にシャドーイングの重要性について解説している動画が多いです。
⑥みずりゅうさん
みずりゅうさんも、国内で英語が話せるようになったそうです。
実際に実践したことを動画でも紹介されています。
みずりゅうさんも、英語に触れる機会が圧倒的に少ない人は、英語が話せるようにはならないと言っています。
オンライン英会話などをいくら受けていても、それ以外に英語に触れることがないのであれば、やっぱりなかなか英語は話せるようになっていきません。
日本で英語がペラペラになった人から学ぶ英語学習法について
これまで日本で英語を習得した人たちの動画をご紹介してきましたが、彼らの学習法を参考に、社会人になってから具体的にどういった学習をしていけば英語が話せるようになっていくのか、自分の実体験ももとに解説していきます。
彼ら彼女らの主張をまとめると、英語を話せるようになる上で大事なことは以下の2つを意識することでした。
- 英語に触れる時間を増やす
- 英語を話す上でのマインドを整える
英語に触れる時間を増やす
「週一回英会話スクールに通ってる」
「毎日オンライン英会話でレッスンを受けている」
これらはもちろん素晴らしいのですが、これだけではやはり英語がペラペラに話せるようにはなりません。
自分で時間を作り、これから紹介する「スピーキング」と「リスニング」の学習を積み重ねていく必要があります。
①スピーキング
英語が話せるようになるためには、当たり前ですが「英語をたくさん話す」必要があります。
そのためには、オンライン英会話だったり、実際に国際交流会や英会話カフェに足を運んで、外国の方と英語を話すことに挑戦してみることをおすすめします。
また、それ以外でもなるべく1日の中で英語を話す機会を増やしましょう。
たとえば、
- 独り言
- シャドーイング
これらは、簡単に一人で実践することができます。
独り言の際も、自分の発音が正しいのか不安になったときは、Siriの音声認識を使ったりと工夫をしましょう。Siriに通じさえすれば、外国の方には確実にあなたの言いたいことが伝わります。
シャドーイングは英語を話す上での最強学習法で、スピーキング力のリスニング力も上げることができます。
実際、先ほどのYouTuberさんたちは、ほぼ全員がシャドーイングの重要性について動画の中で触れています。
英語を話すために有効なシャドーイングの方法については、別記事でご紹介させていただきます。
②リスニング
現代において、リスニングはより手軽に、いつでもどこでも行えるようになりました。
今やスマホ一台で、NetflixからYouTube、他アプリを使いほとんどお金もかけずに英語を耳にすることができます。
空いている時間や移動時間は、英語を聞くことに時間を充てることで、1日に英語に触れる時間を増やすことができ、リスニング力をあげることができます。
スピーキングの時間がなかなか取れないという方は、まずはネイティブのスピードについていけるようなリスニング力を身に付けていきましょう。
英語を話す上でのマインドを整える
英語を話す経験を積むには、適切な行動やマインドを保つことも非常に重要だということが上の動画を見ていても実感できたかと思います。
具体的には、
- ネガティブなことを言う人とは一緒に学習しない
- 留学経験のない日本人でも英語は話せるという事実を知っておく
これらを抑えておく必要があります。
ネガティブなことを言う人とは一緒に学習しない
ほんとうにごく稀にですが、うまく英語の表現ができなかった時に「何言ってるの?」みたいな顔をされる時があります。
これ、意外と外国人より日本人の方がしてくる時があります。
なんでここにいるの?みたいに煙たがれた経験が僕にもあります。その人にもうまく英語を話せなかった時期があってその時の気持ちを経験しているにも関わらず。。
こういうことを言う人がいたら、すぐにその人からは離れましょう。
英語にチャレンジするということは、とてもすてきでかっこいい挑戦です。
その挑戦を、こんなことを言ってくる人のせいで辞めてしまうのはもったいないです。
留学経験のない日本人でも英語は話せるという事実を知っておく
留学経験を経て英語を話せるようになった人が多いのは事実ですが、僕や上のYouTuberのように、留学経験がなくても外国の人とコミュニケーションを取れるようになった人はたくさんいます。
社会人になってから学習を始めても、それは例外ではありません。
留学経験がないけどと不安に思っている人は、この事実を知っておくだけでも、挑戦しようという気になるのではないかなと思います。
まとめ:留学経験なしでも、努力次第で英語は話せるようになる!
今回は留学経験なしでも英語がペラペラになるのかと、具体的な学習方法について解説しました。
日本で英語を話せるようになるのは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
自分でどれくらいその機会を作っていけるかがとても大切です。
独学で英語を学習するより具体的な方法を知りたいと思った方は、英会話を独学で学ぶ方法についてもぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が英語を話せるようになりたいと思っている人の挑戦の後押しになればうれしいです。
今回は以上です。